なんかコワイ...

ストーリーのアイデアがあって、データも揃ってて、あとは論文書くだけ！っていう状態のネタがあるのに、論文書き始められない。コレ勉強しといたら今後スゴくいいよね！っていうことがあるんだけど、勉強にもイマイチ身が入らない。これ、花粉症のせいです。アテクシにとって、今は１年で一番シンドい季節。頭が重くて、目がかゆくて、鼻水出まくり、のどが痛い...。もうイヤっす。花粉のない国に逃げたいYO！
そんなワケで、夜自宅で過ごす時間も、仕事や勉強をする気が起きないので、Amazonで買った本をタラタラ読んでたりする最近。自分の研究にからむような理工系の本はあんまし読む気にならないので、政治や経済の本を読むことが多いんスけど。この前読んだ、某省の官僚の人が書いた本は、読んでて微妙な気分になりました。覇権国だったアメリカの力が衰退している昨今、東アジアではますます中国がプレゼンスを高めて、日本ヤバし！オメーらマジどうするよ!?みたいな内容で。確かに最近、オイラの研究分野でも中国人の書いた論文がすごく増えてる気がする。アメリカやヨーロッパの大学や研究機関に出張しても、留学してきてるのは中国人ばっかり（国を脱出したい韓国人もそこそこいるケド）。アジアインフラ投資銀行に、ヨーロッパの国が次々加入を表明してるし...。日本も、韓国みたいに中国にすりよっていかないといけない時代になるのかなぁ？なんかコワイというか、「自由」とか「民主主義」とかの基本的価値観を共有していない中国に首根っこ抑えられたら、ヤだなぁ。中国の歴史や文化は素晴らしいと思うんだけど。中華料理好きだし。でも、現体制の中国がアジアを支配したらと思うと、タマラんっす。まぁ、アテクシ達にできることといったら、日本の産業競争力をもっと高めて中国に対抗できるように、日々の研究を頑張ることくらいか...。うーん、マジメな結論に至ってしまった。