よかろうモン!の名古屋研究生活日記

関東から名古屋にやってきた、平凡な大学教員の日記です。日々の出来事や思ったことを綴っていきます。

例の元アサヒ記者を雇用しないのは、ダメなコトなの?

今夜、仕事帰りにコンビニにビールを買いに寄ったんス。そん時に、雑誌コーナーでちょいと週刊誌を立ち読みしたら、何やらまた例のアサヒ新聞の慰安婦誤報問題が取り上げられておりました。誤報記事を書いた、元アサヒ新聞記者のオッサンが、勤めている大学に脅迫があったりして、俺は被害者だと主張しているとかいないとか。しているんでしょうけれども。
あれだけの国際問題を惹起したインチキ記事を書いておいて、しれっと被害者ヅラできちゃうこのオッサンはなかなかのモンだなぁ、そういう図太い神経は見習いたいぜマジでマジで、と思ったワケですが。んでもあのオッサン、学内外からの支援によって、結局大学の非常勤講師の契約は更新できたみたいっスね。ただオイラ、彼を支援している人たちの、大学と学問の自由を守るために脅迫に立ち向かえみたいな言い分が、ちょっとわかんないなって前から思ってたんです。いや、脅迫はイカンですよ、脅迫は。それはもちろん論外。それとは全く別の次元で感じたことなんスけどね。
大学としては、優れた国際感覚と見識をもって新聞記者として活躍していた人物だと考えたから、アサヒのオッサンを教員として雇用したワケでしょ?それが、コトの真贋も確かめずにウソ記事を垂れ流していたいい加減な人間だったことが明らかになった以上、教員としての契約を更新しないのは当然じゃん?学外からの脅迫云々以前に。なんでそれが、学問の自由だのの問題になるのかな?
大学の教員だって人間だから(アテクシも含めてね。テヘ!)、聖人君子のような振る舞いを求められたらツラいけど。んでも、未来をしょってたつ若者を教育する以上、そんな問題のある人物に任せられないと考えるのは自然なことじゃないのかなぁ。国賊だからとか、反日新聞で活動してたファ〇ク野郎だからとかじゃなく、単純に例のオッサンは教育者としてふさわしくないのでは?と思ったりしたワケです。